2026年8月21日 (金) と10月3日 (土) の2日間、フェニーチェ堺 (堺市民芸術文化ホール) 多目的室にて、ワークショップ「川北輝と3Dプリンターでつくる 未来の造形体験 in 堺」を開催しました。令和8年度 堺市文化芸術活動応援補助金の採択事業として、感性インフラストラクチャー研究室主宰の川北輝さんが実施したもので、全2回の連続講座に延べ65名の皆さまにご参加いただきました。
ものづくりのまちとして発展してきた堺で、手でつくる文化と最先端のデジタル技術をつなぐことをテーマに、小学生から大人までが一緒に創作に取り組みました。
デジタルで形をつくった第1回
第1回「デジタルで形をつくる体験」は、「3Dプリンターってどうやって動くの?」という問いからスタートしました。実機が動く様子を見ながら仕組みを学んだあと、参加者はワークシートにつくりたい形をスケッチし、パソコンや生成AIを使ってグループで形をデザインしました。
作成したデータは3Dプリンターで出力し、自分たちのアイデアが「モノ」として目の前にあらわれる瞬間を体験しました。大きな造形物は、第2回に向けて会期の間に出力を進めました。
光と色で仕上げた第2回
第2回「光と色で作品を仕上げる体験」では、3Dプリントされた造形物に透明な樹脂 (レジン) で仕上げを施しました。色をつけたレジンを塗ってUVライトで硬化させ、ラメやパーツを重ねながら、一人ひとりが世界に一つだけの作品を完成させました。
第1回のアイデアシートに描かれたウクレレやオリジナルキャラクターが、第2回で作品として完成する姿も見られました。完成した作品は当日参加者の皆さまにお渡しし、一部の作品は後日の展示で披露する予定です。
参加者アンケートより
参加者アンケート (回答42件) では、41名の回答が「たいへん満足」または「まあ満足」でした。来場理由としては「ジャンルに興味があるから」という声が多く、3Dプリントとレジンを組み合わせた内容に関心を寄せていただけたことがうかがえます。
また、生成AIを使ったCG制作の体験が、AIを創作のパートナーとして前向きに捉えるきっかけになりました。親子で相談しながら制作する姿も多く見られました。
活動の様子をInstagramで公開しています
2回の講座の様子を、90秒のリール動画にまとめてInstagramで公開しています。
https://www.instagram.com/reel/DeEvbkqvUUi/
研究室が考える「感性インフラ」の実践として、今回のワークショップで得られた参加者の反応や制作プロセスの知見を、今後の研究や制作へとつなげていきます。
ご参加いただいた皆さま、会場のフェニーチェ堺の皆さま、そしてご支援いただいた堺市の皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
【開催概要】
ワークショップ「川北輝と3Dプリンターでつくる 未来の造形体験 in 堺」
日時:第1回 2026年8月21日(金)13:00〜16:30/第2回 2026年10月3日(土)13:00〜16:30
会場:フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)多目的室
対象:小学校4年生以上(親子参加可)
参加者数:延べ65名(第1回 30名/第2回 35名)
主催・講師:川北 輝
補助:令和8年度 堺市文化芸術活動応援補助金 採択事業
