2026年3月6日(金)から8日(日)にかけて、松山大学 文京キャンパスで開催される「情報処理学会 第88回全国大会」において、下記の2件の研究発表を行います。
【2ZM-04】
AGIとASIにみられるキャラクター性の差異 -テキストマイニングを用いた検討-
小野大輔, 川北輝
本研究では、AGI(汎用人工知能)およびASI(人工超知能)に関する印象の記述内容をもとに、人がAIに抱くキャラクター性がどのような要因によって形成されるのかを検討する。キャラクター性をAI側の属性ではなく、受け手の解釈過程によって生成されるものと捉える立場を前提とする。AGIとASIを明示しないビネットを呈示し、それぞれを読んだ際のAIの印象を50字程度で自由記述してもらうアンケート調査を実施した。テキストマイニングによる分析の結果、ビネットによって感情的評価が変動する可能性が示唆された。今後は記述内容の定量評価を進め、AIのキャラクター性がどのような認知的・情動的プロセスを通して形成されるのかを明らかにする。
【7ZN-05】
既存のマウスを用いた新しいインタフェース体験の提案とゲーム制作
阿竹奏良, 川北輝
本研究では、マウスをはじめとする既存デバイスに身体性の要素を付与することで、ゲーム体験の魅力度や没入感がどのように変化するのかを検証する。具体的には、逆さマウスを用いた手裏剣アクションゲームのプロトタイプを開発し、従来操作との比較実験を通して、身体的関与の有無が魅力度や没入感、さらには操作時の注意の向き方に与える影響を評価する。身体性を取り入れたインタラクション設計が体験的価値をどの程度高め得るのかを明らかにし、既存デバイスにおける新しい操作性と魅力を両立させたゲームデザインの可能性を示す。
